ブエン・カミーノ!~Camino de Santiago一人旅~

Travel journal ~France, Spain, Denmark, Italy, Switzerland, Taiwan-

day18 El Burgo Ranero

ゆっくりめの出発。よく寝たよく寝た。7:00am

イタリア人夫婦と一緒に!

 

 

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空が綺麗!

2人といろんなことについて話した。

2人が今仕事を辞めてここへ来ていて、

仕事がなくてもそこに不安はなくて

とっても幸せだってこと。

 

何に幸せを感じるかってことが

とっても大切だってこと。

 

カミーノ の大切さ、たくさん元気をもらった!

朝ごはんもご馳走していただいた。

 

 

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途中で別れて歩く。

カフェにいたスペイン人の2人に遭遇!

しばらく一緒に歩いてスーパーでお買い物。

コーンのビスケットとネクターピーチを購入。

 

 

歩くスピードが違ったのでしばらくして別れて

先を行く。

そこへ分かれ道登場。どちらに行ってもいいのだが

ボードをよく見ず適当に選ぶ。

 

 

 

 

 

これが間違いだった。

 

 

 

 

 

ずーっと進むとひたっすらに道。なーんもない。

そして誰もいない。

一切ペレグリーノに会わず、

出てくるカミーノ 目印がいつもと違う。

 

 

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これ、きっと昔の道だ。

 

 

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いやーな不安が押し寄せる。

いやいや、でもこんな大自然をぜーんぶ

独り占めしてるってすごいことだ!って言い聞かせる。

今日の天気が涼しくて曇がたくさんあって

本当に良かった!

お腹すいて来てネクターピーチにかぶりつく。

買っといて良かった!

 

 

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道間違えたといえどカミーノ なんだから

辿れば最終的にSantiago に着くはず、

どうにかなるさ。とひたすら足を前に進める。

 

途中で人にすれ違い、全力で止めて質問。

ここカミーノ ?ここ進むとどこに辿り着くの?

優しいお姉さん、英語上手でしっかり答えてくれた。

 

とりあえず道はどうにかなる。

進むだけだ。

 

1時間しないうちに村が見えて来た。

精神的に疲れてしまったのでバーでコーラを注文。

待っているとコーラとピンチョスが登場。

コーラしか頼んでないよ。と確認すると

ピンチョスはサービスだって!嬉しい。

ありがとう!とかぶりつく。

 

 

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近くの席にいたおばあちゃんが突然やってきて

私の肩を掴んで素晴らしい笑顔で”Buen Camino!”

って。不安と疲れでクタクタの私にエネルギーをくれた。

たったの一言。

きっと英語を話さないだろうおばあちゃんのくれた

素晴らしいプレゼントでとっても癒された。

 

エネルギー補給してWi-Fiで場所確認。

あーあーあ。この道は今日泊まろうとしてた村

通らないじゃん。

ここで孤独に過ごすのもなんとなくやだし

次まで行くかあ。

 

立ち上がり先を急ぐ。

 

 

これがまた間違いだった。

 

 

 

先ほどのWi-Fiスポットで地図をダウンロードして

見ることができるようになったが為に

近道を探してしまったのだ。

 

カミーノ から外れて自己流で進む。

途中で嫌な予感がして軌道修正。

道でない道(きっと人様の畑の中)をズカズカ

歩く。足元悪すぎてフラフラしながら進む。

 

 

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地図なんか頼るもんじゃない。

急がば回れ急がば回れ急がば回れ

と唱えながら進む。

結局カミーノ に帰って来てただ1人畑道を進む。

1時間半ほど歩いて、あ、今日の村見えて来た。

ここまでよく来れた。

足がなんともないのが自分でも驚く。

自分の設定する上限距離ははるかに超えていたけど

気持ちはとっても清々しかった。

 

寄付のアルベルゲに行くと案の定いっぱい。

時間が遅いから仕方ない。

他のアルベルゲを探すと、

スペイン語しか話さない上にとても態度の悪い

おじさんのいるアルベルゲが。

あまりに気分が悪いので立ち去って友達に遭遇!

 

他はホステルで高いし、彼らがスペイン語を話すので

彼らと一緒に再チャレンジ!

するとなんとおじさん、私の顔を見るなり激怒!

さっき出て行ったくせに戻ってくるのか!って

さっきはあなたが勝手に席を外していなくなったんでしょう!

って思ったけど、とにかく失礼で態度が悪い。

 

こんなひどいアルベルゲは初めてだ。

多言語で怒られるのはとても怖い。

すごく嫌な気分になって、

タクシーで村1つ戻ろうか本気で考える。

 

すると別の客にも怒鳴ってる。

みんな唖然。そしてこいつクレイジーだって言い出した。

友達になだめられここにいることを決め、

シャワーを浴びて頭を冷やす。

 

Rejection について考えたばかりじゃないか。

自分を大切にしてrejection に屈しない人になるんだ!

って、心を切り替えお金を払いに行くと

おじさん機嫌治ってる。

日本人なんだー!ハルカねー!

って、さっきと態度が180度違うんですけど。

なんだったんだと呆れながらビール飲みに行く。

 

 

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ビール飲んでカードゲームやって、

夜ご飯はみんなで作った!

 

サラダ、パスタ、そして近くの

ご年配グループにいただいたパン。

 

ペレグリーノで料理を作ると

大抵近くのグループでおすそ分けが始まる。

私たちもトマトをおすそ分け。

 

とっても楽しかった!美味しかった!

アイルランド人2人と

昨日教育について語ったスペイン人の女の子、

本当にありがとう!

 

 

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長い1日だった。

ニコーラとも別れてしまったけど

明日の目的地は同じだからきっと会えるね。

 

おやすみなさい。

 

Ledigos 

↓39km

El Burgo Ranero

8.5hr