day4 灼熱地獄
朝起きて、ご飯なしの宿を出発し、朝ごはん調達!
蝶々という意味の名前がついたクロワッサン的なパン。(€1.5)
美味しかったーーー!
途中でドライアップルとバナナをかって(€5)
いろんな人に挨拶しながら畑を歩いて行くと、
突然ひまわり畑が!
そこから峠?山?を登ると、この道のシンボルマークでもあるこのモニュメントが。
風車の隣にあって風がすごかったけど、
青空のもととても素敵な景色を楽しんで、
また進むと、
畑畑また畑。
全然日陰がない。
素敵な教会でクレデンシャルにスタンプをもらい、少し涼んで
多くの人が今日のゴールにするPuenta la Reinaという街に。
ここで一泊すると、2日後の行程が相当きつくなる上に元気だから次まで行っちゃおう!
ということで5キロ先のMañeruへ。
街中を抜けて、
このたったの5kmが苦しすぎた。
全く日陰がない中、とんでもない登り坂。
そろそろ終わりかなと思うとさらに急な坂になって延々と続き、
あまりの直射日光にクラクラしながらひたすらに足を進める。
心が折れそうになりながら、さっさと登って行くポルトガル人についていく。
普段走りこんでるフィジカルセラピストのおっさんは違うなとおもいつつ、スイス人とゼーゼー言いながらついて行った。
そして!
ついについた。
もう倒れそう。心の中では倒れてる。
とにかく脚をどうにかしたいと思いながらこの村唯一のアルベルゲへ。(€10)
くったくただしもう疲れたとかじゃ済まされないくらい疲れてるけど、
どこも痛みを感じないで済んでいる。
自分でも信じられないくらいのスピードと距離を歩いていて、
周りは多くの人がサポーターを買ったり痛み止めを飲んだり。
知り合った日本人と韓国人の女の子2人も今日はPamplona で休息日を必要としていて、
どうしてこんなにも大丈夫なのかよくわからないけど
とりあえず体に感謝しよう。
コンタクトのケースを忘れたことに気づき、
ああ、やってしまった。Camino experienceだ。
pharmacyが近くにあると聞いたから行こうとしたら
スペインってすごい国だな。
5:30になり、アルベルゲを出ようとすると
アルベルゲの入り口で店主と話してる人が
pharmacy のスタッフだったらしく、
あと5分で行くわー!と。
スペイン人の後5分が全くあてにならないことはもう知っていたから
散策してからケースと保存液ゲット。
帰りにアルベルゲ前でスイス人と語り合い、
ジュース(彼はビール)を飲んでいるとポルトガル人が降りてきて、
結局いつものメンツで中庭でご飯まで待ち
サラダ、メイン、デザートのコース(メヌー)をいただきました。
イタリア人がすごく多くて(バケーションシーズンで国内が何もかも空いてないらしい)
食事もずっとイタリア語が飛び交ってた。
周りの人が気遣って時々訳してくれたり英語で話題を振ってくれて、
昨日習ったイタリア語を思い出して必死で話題を掴む。
英語だけ喋れてもどうしようもないと痛感。
もう疲れたしみんなより早く寝ようと思ってベットに向かうと、
外からとんでもない賑やかな声が。
300人ちょいしかいないこの村で何が起こってるのかと出てみると
ながーーーいテーブルにみんなが座って食べ物持ち寄ってパーティーしてる。
どうやら毎週のことらしい。
近くのおじちゃんがスペイン語で教えてくれた。
スペインってすごい国だなって改めて思いながら
眠りにつこうか。
明日は24キロ、行けるかなあ。
Day4
Pamplona
↓30km
Mañeru
8hr