day16 Carrión de los Condes
5:45am 真っ暗な中スタートを切る。
オランダ人とリトアニア人と一緒に。
満点の星空。流れ星も天の川見えた。
次の村でケーキとコーヒーで朝ごはん。
ずーっと歩く。
だけどなかなかペースが合わなくて、
喋るわけでもなくゆっくりのペースに合わせるのは
考え事もできずにちょっと大変だった。
人に合わせるのは合わないなと思えたいい経験。
今までだったら気づかなかったと思う。
やっぱり人には人のカミーノ だ。
私はペースの合う人と話すのが好きなんだ。
ひたすらに平坦な道。
あまり考え事もしなくて今日は無の日。
一度休憩を挟んでオムレツをいただく。
ライスビスケットをもらった。
これ食べたことある味だ。
カフェを出るときにちょうどニコーラに会って
話してたら今日のウォークメイト達とはぐれた。
キャッチアップしようと最後5kmを全力で歩く。
ほとんど走ってた。
でも追いつけず、しばらく街で迷子になっていると、
あ、いたいた。
かなり評判の高い公営アルベルゲにチェックイン！
半分よく頑張りましたって。
そうだ。ここはほぼ半分の街。
Santiago まで残り400kmなのだ。
もう半分だなんて信じられない。
ここまであっという間だった。
ちゃんと半分の分だけ成長できたかな。
目標にはまだ十分近づけていない気がする。
明日からまた色々考えながら歩こう。
チェックインしてシャワーあびて洗濯すると
ニコーラから連絡が。
17キロ先に行こうとしたけどやめたって。
こんな炎天下の中、正解だ。
一緒にお昼を食べてビール飲んだ。
ハルカはとっても礼儀正しいねって
日本でそんなこと言われたことないぞ。笑
日本人は礼儀正しいと思うって言われたけど
スイス人もかなり礼儀正しいと思う。
ニコーラはイタリア系スイス人だから
見た目がイタリア人だけど中身は本当に日本人。
こんなにたくさん勉強してたくさん吸収してるから
将来何になりたいの？って聞いたら
小さな村に住むんだ！って、自分の場所を見つけて
ヨーロッパ徒歩の旅をして過ごすのが夢だって。
お金持ちになることでも有名になることでもなくて、
今を楽しむことが大事だと思うよって、、、
感動いたしました。
考え方とか性格とか、お国柄って面白い。
戻って昼寝して、アルベルゲのシスター達が
開いた音楽会に参加する。
みんなでクリスチャンの曲を始めとする
いろんな曲を歌い、日本人の私のために
言語は違っても音楽はユニバーサルだ。
とっても心動かされた。
そのあとまたみんなで飲みに行って、
メサに参加して、アルベルゲでご飯。
みんなで食べるご飯ほど美味しいものはない。
たくさん食べて、寝る準備。
今日はなんだかあっという間の日だった。
あ、そういえばお金の問題が解決して
引き落とせるようになったから一安心。
これで全ての不安がなくなった。
明日は1人で歩こう。
おやすみなさい
Boadilla del camino
↓27km
Carrión de los Condes
7hr
